
当院は、日本医学会「出生前検査認証制度等運営委員会」により、札幌医科大学医学部附属病院を基幹施設とした連携施設として公式に認証されております。
この過程で、運営委員会が策定した「NIPT等の出生前検査に関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針」の要件を満たしております。
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日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会について:一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査 |
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1、NIPTとは
妊婦さんの血液中に含まれる胎盤由来のDNA断片を調べることで、胎児に特定の染色体疾患がある可能性を評価する検査です。

2、 NIPTで対象となる妊娠週数と疾患
| 妊娠週間 | 10週~13週 |
| 対象疾患 | 21トリソミー(ダウン症候群) |
| 18トリソミー(エドワーズ症候群) | |
| 13トリソミー(パトウ症候群) |
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2026年6月現在、検査の精度、安全性、医学的な意義の観点から、認証施設である当院においてNIPTで調べる対象疾患は上記の3つに限られています。 |
3、 NIPTの特徴
NIPTには、以下のようなメリットがあります。
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妊娠の早い時期に、対象となる染色体疾患の可能性を知ることができます。 |
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血液検査のため、羊水検査と比べて胎児や母体にかかる侵襲が少ないです。 |
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結果によって、今後の妊娠管理、出産場所、出生後の医療や支援について早めに相談できる場合があります。 |
また、以下のような検査の限界、または注意点があります。
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確定検査ではないため、結果により追加検査(再検査や羊水検査)が必要となる可能性があります。 |
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対象以外の疾患の有無については判断できません。 |
4、夫婦で遺伝カウンセリングを受けていただきます
出生前検査は、その結果によりご家族の選択や将来設計に大きな影響を及ぼす可能性があります。
検査の目的や意味について正しく理解していただき、検査を受けるかについてご自身で十分に考えていただくために、当院では検査実施前に時間をかけて、必ず夫婦同伴で遺伝カウンセリングを受けていただいております。
遺伝カウンセリングを受けた後に「NIPT検査を受けない」という選択についても尊重いたします。
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5、多職種による支援体制(担当者一覧)
| 遺伝カウンセリング(事前説明) | 黒田 敬史 |
| 出生前コンサルト小児科医 | 辰巳 正純 |
| 臨床遺伝専門医(札幌医科大学医学附属病院) | 真里谷 奨 |
この他にも、助産師(受診予約・案内や羊水検査実施時の対応)、産科医(カウンセリングや検査の同席)、臨床検査技師(検体の提出や情報管理)など、周産期診療の一連の流れとして多職種でのサポート体制を重視した対応を行っています。
出生前コンサルト小児科医は、出生後の子どもの医療や福祉、療育などについて、小児科医の立場から詳細な説明を行います。
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詳細:日本小児科学会 出生前コンサルト小児科医について |
結果が陽性または判定保留であった場合には、当院での結果のお伝えの後に機関施設である札幌医科大学医学部附属病院遺伝子診療科において、より専門的なカウンセリングや方針決定のため受診の紹介をさせていただきます。
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6、 障がいのある方への差別防止について
| 〇 | NIPTは、障がいのある方への命や価値を否定するための検査ではありません。また、特定の選択をすすめるための検査でもありません。 |
| 〇 | 当院は、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーを含め、障がいのある方々の尊厳と権利を大切にします。 |
| 〇 | 障がいの有無にかかわらず、全ての人が共に生きる社会を大切にする考え方に基づき医療を提供します。 |
7、費用
| 遺伝カウンセリング(事前説明) | 11,000円(税込) |
| NIPT検査料 | 80,950円(税込) |
| 結果開示(結果開示) | 5,500円(税込) |
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検査結果が陽性または判定保留の場合は、基幹施設でのカウンセリング、羊水穿刺を当院で行う場合の薬剤、手技料などが別途必要となります。 |
2026年6月5日 北海道社会事業協会小樽病院 産婦人科


