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10.コラム





「安産祈願」

出産予定日が近づいた方が主に診察で使用する【診察室C】

ここには毎年、年始めに助産師達が安産祈願したお守りがみなさんを見守っています。妊娠が分かったときから、里帰りで当院に来てくださったときから、人によっては、妊娠を希望されている時からのお付き合いの方もいらっしゃいます。

妊娠確定を共に喜び大きくなっていく赤ちゃんの成長を見守り、出産に向け身体も心も母として成長していくお母さん達が出産を迎える日まで、サポートして入院病棟へと祈りを込めて送り出しています。

カーテンの向こう側、もうすぐお産かな?お母さんも赤ちゃん元気で無事な出産をスタッフ一同お祈りしています。

 

「腹部エコー室の様子」



当院、産婦人科では、妊娠4ヶ月頃からの妊婦健診で、お腹の上からエコーで赤ちゃんを確認しています。(腹部超音波検査)

赤ちゃんの成長を確認し推定体重をお伝えしています。ある一定の週数では、胎児スクリーニング検査として、心臓や脳、各臓器をより詳しく確認しています。

エコー中、タイミングが合えば、赤ちゃんの動いている様子や、お顔を見ていると瞬きしたり、お口をもぐもぐしたりしている様子に出会えることもありますよ。

現在、このエコースペースにご本人様のみのご案内とさせていただいております。その中でも、ご家族様にもお腹の中の赤ちゃんの様子を感じてもらえるよう、医師も出来る限り可愛い赤ちゃんの様子を見てもらえるよう心掛けています。

超音波画像をご自身のスマートフォンで写真や動画を撮ることも出来ます。

「NST(胎児ノンストレステスト)室の様子」

当院産科では、妊婦健診34週頃と、37週以降週に1回のNSTを行っています。この検査では妊娠中のお腹の張り具合と、赤ちゃんの心拍数の変動を確認しています。

リクライニングタイプと、ベットタイプとあり、リラックスした状態で行います。

赤ちゃんが眠っている状態や、動いている状態を心拍数によって確認していますが、一度寝たら、なかなか起きないぐっすりタイプの子や動き回ってなかなか眠りにつかないハッスルタイプ、寝ているときと、起きているときとの差がはっきりしているメリハリタイプなど、お腹にいるときから個性があって面白いですね。

初めての出産を控えている方は、赤ちゃんの心音が長く聞けるチャンス。慣れてくると、赤ちゃんの心音が心地いいのか、ママもうとうと寝てしまいます。

NST検査中の約30分を利用して、入院・出産準備物品の説明や乳頭マッサージ、お産の流れ、入院のタイミングなどの保健指導を行ったりもしています。

「妊娠中からの母乳育児への関わり」

当院、産科では妊婦健診34週頃に産後授乳に対するご希望を伺っています。
母乳・混合栄養・ミルクに関わらず、
お母さんのご希望に添えるよう妊娠中から準備を行っています。

10カ月に入ると、
主にノンストレステスト(NST)の時間を使って、
授乳に関するお話や乳頭マッサージの方法を
指導しています。

ご希望される方には、乳房乳頭の観察をさせていただき、
産後母乳育児がどうなりそうか、トラブルを起こしそうな要因はないかを予測して、
実際にマッサージ法などお伝えしています。

扁平(短い)乳頭や陥没乳頭の方でも、
ママ自身が頑張ってマッサージを続け、母乳育児を行えている方もたくさんいますよ。

赤ちゃんが生まれてすぐから吸いやすいおっぱいとなるよう準備し、
授乳のスタートがスムーズに進むよう、妊娠中からお手伝いさせていただいています。

「産科外来診察(問診)スペース」

妊婦健診では、
・尿検査
・血圧測定
・体重測定
・助産師による問診
・腹部超音波検査(腹部エコー)
必要時
・経腟超音波検査(経腟エコー)
・NST(胎児ノンストレステスト)
※週数により内容・順番は変わります。

そして、最後に産科診察室でのお話があります。

現在、産科担当は、
黒田医師・今医師の2人がメインで行っています。
腹部エコー中にも、お腹の赤ちゃんの様子を確認しながら
その都度説明も行っていますが、
このスペースでその日のまとめのお話があります。

「先生に言っていいのかな?」
そんなふうに、遠慮せずに何に困っていて心配なのか教えて下さい。
2人とも、気さくで話しやすいとママ達からも好評です。

医師・助産師、スタッフ一同、みなさまの無事な出産をお祈りしサポートしていきます。

 当院での分娩をご希望される方は、どうぞお気軽に産婦人科外来(平日15:00~16:00)までお問い合わせください。

※母体・胎児のリスクによっては当院での分娩をお受けできない場合がありますのでご了承ください。

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