小樽協会病院は平成30年7月から分娩業務を再開しました。
当院では2015年より産科医師不足のため一時分娩業務を休止しておりましたが、ちょうど3年ぶりとなる2018年7月より分娩業務を再開いたしました。 2018年は安全性を重視し分娩数を制限する中、およそ40人の赤ちゃんが無事に生まれました。 |
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2019年からは分娩数制限を設けず、1人でも多くの妊婦さんに当院でのお産を考えていただけたらと思っております。 なお里帰り出産をご希望の方は、妊娠32週までに受診をしていただいております。 |
当院での分娩をご希望される方は、どうぞお気軽に産婦人科外来(平日15:00~16:00)までお問い合わせください。 ※母体・胎児のリスクによっては当院での分娩を お受けできない場合がありますのでご了承ください。 |
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LDR
LDRは『陣痛Labor』『分娩Delivery』『回復Recovery』の略で、妊婦さんの お産に関わる時間を移動なく、1室内でリラックスしてお過ごしいただくための施設です。 7月の分娩再開にあわせて2室のLDRが用意され、出産された妊婦の皆さんに快適に使用していただいております。 |
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『お産ってどのようにしてはじまるの?』 |
当院では小樽市及び北後志地区の母子保健を推進するため、産後ケアの取り組みを行っております。 |
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周産期救急におけるシミュレーション教育 |
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どれだけ安全を心がけていても、お産には『いつ急変するかわからない』というリスクが伴います。 当院では母体や胎児の急変に備えて、ALSO・BLSO・JCIMELS・NCPRといった周産期シミュレーションプログラムに準じたチームトレーニングを平時から定期的に行っております。 |
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また小樽・後志救急隊員の皆さんとともに、自宅分娩を想定した周産期救急の勉強会を定期的に開催しております。 他にも「おたるレディースクリニック」職員さんと合同で新生児蘇生講習会を行ったり、2019年にはALSOプロバイダーコースの開催も予定しております。 |
分娩数が少ない今だからこそできる医療安全への意識づけ、そして救急病院間連携の強化が、妊婦さんの安全・安心なお産に、さらには職員の安心にもつながればと思っております。 | ![]() |
妊婦さんの安全・安心を守るために |
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私たちが妊婦さんに会えるのは2〜4週に1度の限られた時間だけですが、その中でも妊婦さんがご自身の体やお産への心配ごと、そして赤ちゃんへの想いをたくさん聞きます。 |
『もし妊婦さんを日々サポートしてくれるご家族や職場の方、そして同じ街に住む皆さんが、今よりほんの少しでも妊婦さんについて考えるきっかけがあれば、この小樽・後志での安全・安心なお産につながるのではないか。』 |
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そう考え、当院では院内外の市民無料公開講座や看護学校講義などを通じて、街全体で妊婦さんを守るために何ができるかをともに考え学ぶ機会を提供しています。 |