呼吸器病センター開設について
近年、難治性呼吸器疾患に対する治療・研究・教育の必要性は著しく増大して来ています。その他、睡眠時無呼吸症候群や一部の肺感染症など疾病比率が大きく増加して来ているものも有ります。これらに対する治療法も日進月歩ではありますが、当院では呼吸器科と呼吸器外科が連携し、最新の科学的根拠に基づいて集中的かつ集学的に治療に当たる為、平成26年12月15日より呼吸器病センターを開設いたしました。
これにより呼吸器疾患の診療科として専門性を高めるだけでなくスタッフ間の連携を円滑にし、これまで以上に難治性呼吸器疾患の皆様からのアクセスを良好にして行きたいと考えております。
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呼吸器病センター気胸部門開設について
呼吸器病センターは、2014(平成26)年12月15日に開設しております。
この度、2017(平成29)年9月に呼吸器病センター内にて気胸疾患を中心に診療する気胸部門(気胸センター)を設立いたしました。
気胸は若年男性に多い疾患ではありますが、近年、喫煙の影響で肺気腫を基礎疾患とした高齢者の気胸も増加しております。肺気腫に続発した気胸は繰り返し易いことで難治性のことも多く、治療として保存的治療(胸腔ドレナージ)を第一に、手術、気管支塞栓術、ゆ着治療などを組み合わせて治療を行っています。
気胸は男性の患者さんのみではなく、最近では女性の患者さんも増加傾向です。女性の場合は生理に関係して起こる月経随伴性気胸(異所性子宮内膜症)などのまれな病気が隠れている場合があり、注意が必要です。