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乳がん検診における「高濃度乳房(デンスブレスト)」について

「乳がん検診における「高濃度乳房(デンスブレスト)」について」

乳がん検診における「高濃度乳房(デンスブレスト)」について
マンモグラフィの写真では「乳腺」、「癌のしこり」は白く、脂肪は黒く写ります。高濃度乳房の人は「乳腺」が多いため、マンモグラフィの写真は全体的に白が多い写真になり、癌の検出が難しくなります。
マンモグラフィは小さいしこり、石灰化の発見に適していますが、超音波(エコー)検査では、癌のしこりが黒く写るため、高濃度乳房に影響されずに癌を検出することもできます。現在では、マンモグラフィの弱点をエコーで補う可能性が示され、検診の新たな選択肢として、マンモグラフィとエコーの併用が期待されています。
(高濃度乳房は乳房の性状であり、所見や疾病ではないため、高濃度乳房の判断や、検査を受けた本人への通知については、今後、学会や厚生省が中心となりガイドラインを作成する模様です)
 
2007年から日本では「超音波検査による乳がん検診の有用性を検証する比較試験」(J-START)が実施されていて、40歳代のマンモグラフィ検診に乳房超音波検査を加えることで、がん発見率が向上することが示されたが、死亡率減少効果については検証中です。 
 

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