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新年度のご挨拶

新年度にむけて

平成三十一年度 ご挨拶
院長 柿木 滋夫

  昨年度には9月6日北海道胆振東部地震が起こり、全道がブラックアウトになるという前代未聞のことが起きました。亡くなられた方や被災された方々にお見舞い申し上げます。これを契機に道民の方々の防災への意識が高まってきました。小樽においても小樽市の防災計画が大幅に見直され、小樽協会病院においても今後何が起こるかわからないとの意識のもとBCP(事業継続計画)作成に向けて検討中です。話は長くなりましたが、平成最後の年度に37名という多くの新入職者を迎えることが出来たことは大変うれしく思います。北海道社会事業協会小樽病院を代表して心から歓迎いたします。
 平成の30年間をあらわす四文字熟語として東日本大震災の時の「天威無法」が選ばれました。本当に平成時代は想像できなかったような自然災害が多かったと思います。新しい年号は「令和」と決まり、新年号の一期生として、社会人としての第一歩を踏み出す方も多いと思いますが、早く当院に慣れるためには「挨拶」と仲間からに「信頼」を得ることが大切です。初心を忘れず日々努力を重ねていっていただきたいと思います。
 さて、北海道社会事業協会は、大正10年(1921年)に北海道庁内に設立されました。小樽病院は、大正14年(1925年)に小樽慈恵病院の経営を引き継ぐ形で創立されました。平成36年(2024年)には創立100周年を迎えることとなります。北海道社会事業協会の中では一番古く、由諸ある病院であることの自覚を持ってこれからの仕事にあたっていってほしいと思います。
 小樽協会病院の理念は「患者様に寄り添い良質で心のかよったやさしい医療を目指します」です。また、当院の果たすべき役割は「高度急性期医療から在宅復帰支援に至るまで患者様に寄り添いチーム医療を推進し、包括医療を行う」と考えます。これからは、小樽後志医療圏において完結する医療をめざし、住民の皆様が住み慣れた町で安心して過ごせるようにその一翼を担えればと思います。
 激動するこれからの医療界において当院が地域住民から信頼され必要とされる病院となるため、全職員が理念と果たすべき役割をしっかり理解し、一致団結してそれぞれの業務を遂行して行くことが求められています。
 一昨年も書きましたが、患者さんは心配や不安を抱えながら病院の玄関を入ってきます。その時、職員の笑顔がその心配や不安を取り除くことになり、病院を出られる時には笑顔でまた何かあったら来ようと思うように帰っていただくことが大切です。人はこれを「ディズニーランド化」と言います。東京ディズニーリゾートは昨年、過去最高の入場者数だったようですが、初めてディズニーリゾートに行かれた多くの方が不安と期待を抱いていたと思います。しかし帰る時には楽しかった、笑顔でまた来ようと思ったに違いありません。小樽病院も患者さんからそのように慕われる病院となっていきたいものです。そのためには職員の笑顔が必要であると考えます。
 新入職員をはじめ、職員全員が心身ともに健康に留意し、これからも地域の人々に愛され信頼される小樽協会病院として、患者様に寄り添いながら創立100周年である2014年に向けて変革を遂げ成長していきます。今年1年もまたよろしくお願いいたします。

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