ここから本文です。

先輩臨床研修医の声:寺山 敬介

氏名 研修期間 先輩臨床研修医の声
寺山 敬介
寺山 敬介
【初期】
平成22年4月~
平成24年3月
【後期】
平成24年4月~
平成24年9月
消化器内科での研修(平成22年6月)
協会病院での日々(平成22年10月)
協会病院での2年目(平成23年6月)
研修残り1ヶ月(平成24年2月)

 

消化器内科での研修(平成22年6月)

早いもので本日(5月31日)をもって消化器内科での研修が終わりました。
右も左もわからないような状態だった4月は自分の不甲斐なさに悩むことも多かったのですが、少しずつ出来ることが増えてきて、今では毎日、真剣に、楽しく研修しています。

消化器内科の先生方は診断や薬の使い方など消化器疾患の基本的な考え方を非常に丁寧に優しく指導してくださいました。また、CV挿入やVポート、腹腔穿刺、動脈血採血などの手技も数多く経験することができました。

マンツーマンの指導なので難しい症例や失敗しそうな状況のときは適切にフォローしてもらえ、患者さんに不利益を与える心配や不安は全くありません。現在、消化器内科にいる研修医は私だけなので実践の機会も豊富です。ほぼ毎日のように機会があるため、「センスない」と言われた私でさえ割と短期間で上達することができました。この辺は小規模研修病院の強みですね。

さらに内視鏡治療に興味がある私には、特にハイレベルな指導をしてくださいました。2ヶ月目の研修医に内視鏡を持たせるだけでも珍しいことだと思いますが、先生方が本当に辛抱強く指導してくれたおかげで、最後には(まだまだ未熟ですが)大腸カメラを一人で完結することができました。
さすがに、こんな研修は大病院では絶対にできないでしょう。

また、うちの消化器内科は消化器内科でありながら血液疾患の患者さんも入院されていますので、消化器だけでなく血液についても学ぶことができます。将来、消化器内科や総合内科を考えている学生さんには大変オススメの研修病院です。

学生さんへ

本当はもっともっと楽しい部分もあるし、逆に大変な部分だってあります。どの研修病院だって良い部分、悪い部分があると思いますし、どのような医師になりたいかによっても合う、合わないがあると思います。

小樽協会病院に少しでも興味を持っていただけたら、まずは見学に来てください!!
そして、私たち研修医のところにも来てみてください!!(事務の人にそう言ってください)大歓迎です!!
どんな疑問にもお答えしますし、私が言っていることが嘘ではないことを実際にお見せできると思います。

 

協会病院での日々(平成22年10月)

お久しぶりです。研修医の寺山です。
協会病院での研修も半年が経ちました。今は外科で研修していますが、消化器も循環器も呼吸器科も毎日有意義な時間を過ごすことができました。
今回はそんな研修の一部を写真で紹介したいと思います。

研修医室の様子です。右に見えるのは寺山の机。
研修医室の様子です。右に見えるのは寺山の机。

寺山の机
寺山の机。毎月レジデントノートが研修医室に届き勉強する環境が整っています。

当直中はこのベッドで仮眠をとります。
当直中はこのベッドで仮眠をとります。

病院の食堂の定食
病院の食堂の定食。美味しい。(この日の定食はいまいちでしたが…)
毎日2種類の定食の他、メニューが豊富に揃っています。

看護師さんから担当患者さんの状態を聞いています
看護師さんから担当患者さんの状態を聞いています。

気管支鏡検査の様子。挿管しているところです。
気管支鏡検査の様子。挿管しているところです。

糸が取れてしまったカテーテルを固定し直しています。
糸が取れてしまったカテーテルを固定し直しています。

協会病院野球大会の小樽協会病院チーム
研修とは関係ありませんが…協会病院野球大会の小樽協会病院チーム。
ちゃっかり真ん中にいます。まるで優勝したみたいな笑顔ですね。

野球って点数低い方が勝ちだっけ…?
ん??これは…?あ…あれ?野球って点数低い方が勝ちだっけ…?

試合後の懇親会の様子
試合後の懇親会の様子。また優勝したみたいな笑顔ですが…。

実は完全試合で負けたぜ!!いえ~い!!
実は完全試合で負けたぜ!!いえ~い!!

半年間研修をさせていただきましたが、相変わらず自分の無力さと現実の厳しさを痛感させられる日々です。
やっと一つのことをクリアしても次から次へと課題が出てきます。順調に経過していたはずの患者さんの容態がまた悪くなったり、予想外の患者さんが急変したりすると、むなしくなったり落ち込んだりしてしまいます。

それでも毎日充実感を持って研修できているのは指導医の先生はもちろん、周りのスタッフ一人一人がいつも私たち研修医に優しく、協力的で、また、素晴らしい仕事をしてくださるおかげだと思っています。院長が「うちの病院は、医者はどうかわからんけど、コメディカルは本当に優秀だ」と冗談を言っていましたが、研修医という立場から見ても本当にその通りだと思います(もちろん医者も優秀ですよ!!)。

特に看護師の皆さんからは病棟のことや看護における基本的なことなど、いろいろなことを教えていただいたり、ミスを事前に指摘していただいたり、大変お世話になっています。
忙しいときに私の下手くそな手技のせいで時間がとられたりしても、いやな顔を見せることなく優しく接してくれます(感涙)。その他にも、薬剤師さんは薬のことなら何でも教えてくれますし、臨床検査技師さんは心エコー・腹部エコーを丁寧に指導してくれます(今更ながら、もっと通えば良かった…)。放射線技師さんには消化器でも循環器でも呼吸器でもお世話になります。臨床工学技士さんは何処にでも現れ、何でも出来ます(「この機器の使い方がわからないなぁ」と思ったら、振り返ると何故かいます)。理学療法士さんには患者さんのリハビリをお願いする以外にも、個人的に自分の肩のことでアドバイスをいただきました。栄養士さんは私のメタボを気遣ってくれます(-_-)<ボクハフトッテナイゾ)
事務の皆さんには仕事だけでなく生活面でもサポートしてもらっています(何かお願いした時の対応がすごく早い!!)…全ての職員に本当に感謝です。

続・学生さんへ

私の研修は2年間なので、まだまだ4分の1が終わったに過ぎませんが、とにかく、つらいことがあっても楽しく有意義な研修をさせていただいています。仕事が終わった後には同期の2人と飲みに出たり、休みの日には釣りに行ったり、海沿いをドライブしたりと小樽での生活を満喫しています。
小樽協会病院は研修病院としての知名度はまだまだ低いようですが、穴場だと思います。異国情緒ある運河沿いのガス灯、どこか懐かしさを覚える小樽の街並み。海と山に囲まれ自然豊かで、海の幸・山の幸は一年を通して美味しく、それでいて札幌中心部まで電車でわずか30分の位置にあります。病院も良いけど、小樽という街もすごく良いですよ!!
皆さんが少しでも興味を持ってくれることを願っています。一緒に小樽で働きませんか!!

 

協会病院での2年目(平成23年6月)

今年は精神科・地域医療の2か月を除く10か月を呼吸器科で研修することになりました。

当院の呼吸器科は常勤医2人で約50-60名の入院患者を診ているため、正直なところ、じっくりと指導を受ける時間は大学病院などと比べると少ないかもしれませんが、その分、手技に関しては様々なものを経験できるのが特徴です。

以下に私が4月からの3か月で経験したものをあげます。

  • 胸腔穿刺…約20例
  • 胸腔ドレーン留置…約10例
  • CVカテーテル(鼡径より)…約30例
  • PICC(末梢挿入型CVカテーテル)…約50例
  • Vポート…4例
  • 気管支鏡(挿管から写真撮影まで)…約70例
  • CTガイド下肺生検…約10例
etc…

 

現在、呼吸器科には1年目研修医がいないので、まさにほぼ全ての機会を独り占めしています。
上記のものは基本中の基本というものばかりかもしれませんが、研修医でここまで豊富に経験できる病院はなかなか無いと思います(もう十分やったので、7月からはCVや胸腔穿刺は1年目の先生にやってもらいます。正直、大学病院で研修している同期たちには技術の面では絶対勝てます)。

もちろん、手技だけでなく症例の種類も非常に豊富です。
病院の規模から考えて意外に思われるかもしれませんが、市中肺炎やCOPDから間質性肺炎、肺癌までちょっとした大学病院なみに豊富な症例を幅広く経験することができます。
1年目のときは3~5名だった担当患者さんも、2年目の今年は10名前後となっており、抗癌剤治療の計画などもある程度任されています。
毎日少しずつではありますが、自分の引き出しが多くなっていくのが実感でき、非常に有意義な研修ができています。

良いことばかり書いても胡散臭いので、たまには悪い部分も正直に書きましょう。
やはり呼吸器科の先生方はとても忙しいので、何から何まで一から指導を受けることはできません。
本当に忙しい中、症例検討の時間を作ってくれていますし、病棟でも質問には丁寧に答えてくれますが、それでも、ある程度は自分で勉強して身につけなければいけないものもあります。その点ではときどき不安を感じることもあります。
しかし(前回も書きましたが)この病院は看護師さんをはじめ、全ての職員がよく働いてくれるため、下らない雑用で時間を浪費することはほとんどありません。勉強する時間は十分に確保できます。疑問に思ったことはすぐに調べるくせをつければ問題ないと思います。

今のところ、このような感じで毎日楽しく働いています。
私は10か月全部呼吸器科を選択しましたが、他の科の先生もとてもよく指導してくれます。例えば、5階病棟、6階病棟はそれぞれ循環器、消化器と一緒なので循環器、消化器の先生にはよくお世話になっています。外科の先生も「(VポートやPICCで)何か困ったら遠慮なく呼べ」とおっしゃってくれます。
どの科の先生も嫌がらず丁寧に指導してくれるので、逆に自分がどの科にいても特に困ることなく安心して研修することができます。
まぁ、いかんせん、研修病院としての知名度はいまいちですので、相変わらず見学に来る学生さんは少ないようですが、もしも見学してみようか迷っている方がいるなら昨年まで一緒に研修していた私の同期の磯山先生、越智先生が現在、北大、札幌医大にいますので「小樽協会病院はどうでしたか?」と尋ねてみてください。

きっと、
「なかなか良い病院だよ」
と答えると思います。

、、、うん、、、、、、きっと、、、

 

研修残り1ヶ月(平成24年2月)

小樽協会病院での研修も残り1か月となりました。
4月からは呼吸器科医としてもう半年この小樽協会病院で働くことになりました。
今までより遥かに多くの仕事や責任が増えることに不安な気持ちもありますが、この素晴らしい環境にもう少し居られることをとても嬉しく思います。

今年は後輩が4人いますが、みんな性格も良いし優秀で逆に教わることも沢山ありました。研修医が多すぎて症例の取り合いになるようなのはあまり良くないと思いますが、うちの病院くらいの人数だとそういうこともなくお互い過度に干渉せずにいられますし、わからないことなど教え合ったりできてちょうど良い人数です。
4月からも新しい研修医が決まっているようなのでとても楽しみです。

研修内容としては以前に書いたことと大きく変わってはいませんが、少しずつ任せてもらえる範囲は広がってきていて、入院から退院までほぼ自分一人で治療することもありますが基本的には指導医と相談しながら進めています。

当院の呼吸器科は喘息、肺炎、などのcommon diseaseから肺癌、間質性肺炎まで幅広く診ていますが(結核以外ほぼ全て)、BF-NAVIもあり、新しい薬や治療法も積極的に取り入れていますので、都市部の大病院とも遜色ない検査・治療ができています。

もし、呼吸器科医を目指そうとしている学生さんがいれば、その第一歩を当院で始めてはいかがでしょうか。私としてはけっこうオススメです。
 

本文ここまで

  • 前のページへ戻る
  • ページの先頭へ戻る