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画像診断科

業務内容

 診療放射線技師が画像診断機器を使って、単純エックス線検査(レントゲン)や胃バリウム、CTMRI検査等を行っています。検査は医師の指示により実施され、検査により得られた画像情報は画像診断医により読影・診断され、画像と診断レポートが主治医にフィードバックされて画像診断が完結します。当科スタッフは画像検査のプロフェッショナルとして、医師に最大限の画像情報を提供できるよう、日々研鑽と努力を積んでいます。

 

 また、画像診断機器は高度な性能を持つ分、その品質管理がとても重要です。当院では装置メーカーによる定期的なメンテナンスに加えて、診療放射線技師が日常の品質保証を行うことによって、装置本来の性能を保持しています。

 

主な業務内容

マンモグラフィ

マンモグラフィとは乳房のレントゲンのことです。通常のレントゲンより高い解像力(より小さな物体を写し出す能力)が要求され、使うX線も通常のレントゲンとは性質が異なるため、専用の装置を使って検査を行います。レントゲン検査なので放射線による被ばくが発生します。検査時は受診者の方は立った状態で行います。の検出に特に優れています。スピーディーに撮影することができ(一人あたり5分くらい)、検診向きの検査と言えます。

マンモグラフィ検査では必ず乳房を圧迫して撮影するため、ある程度の痛みを伴います。なぜ、乳房を圧迫する必要があるのか言うと、

①圧迫により乳房が薄く伸ばされ、乳がんを発見しやすくなる。

 ②乳房の厚さが薄くなることで、被ばくを少なくすることができる。

 ③圧迫により乳房が固定され、ブレのない鮮明な写真を撮ることができる

以上の利点があるからです。そのため、受診者の方には痛みを極力我慢していただいていますが、耐えられないと感じた場合はご遠慮無くお申し出ください。乳房痛のある生理前時期の検査を避けていただくことで、圧迫による痛みを和らげることができます。

 

当院は、「日本乳がん検診精度管理中央機構」によって「マンモグラフィ検診施設画像認定施設」として認定されており、医師3名が読影認定医師、技師3名が撮影認定診療放射線技師として認定されております。 


小樽協会病院の乳がん検診

 

 当院では以前より乳がん診療に力を注いでいます。検診においては、後志管内で唯一の「日本乳がん検診精度管理中央機構」認定のマンモグラフィ検診施設で、3名の認定読影医と4名の認定放射線技師が在籍しています。超音波検査では乳腺検査に精通した臨床検査技師が最新の機器を使って検査を行っています。

CT

 CTとは、X線を使って体の任意の場所の断面を撮影する装置で、現在、全国の病院で幅広く使われているものです。検査方法としては、ベッドに横になって頂き、 息を止めて撮影していくものが一般的です。また、撮影する場所や目的によっては 造影剤という薬を注射しながら行う場合もあります。
これらの検査では脳や肺、肝臓や腎臓などの断面を写真にしてその臓器に異常が無いかを調べる事ができます。また、血管や骨等を立体的に画像にすることができ、診断や手術支援を行っています。当院で行われている実際の検査や手術支援画像を紹介いたします。



心臓の冠動脈撮影

この検査では心臓を栄養する大事な血管である冠動脈の狭窄や石灰化を、腕より注射された造影剤で調べることができます。心筋梗塞発症のリスクが高い、胸が苦しくなるなどの自覚症状がある患者様に行っております。撮影方法は右手に注射用の針を挿入、両手をあげて息止めおよび位置合わせを行った後、心電図を取りながら造影剤を注射し撮影を行います。

その後専用のワークステーションで処理を行い、次の様に検査結果を提供しています






肺術前検査

近年の肺の手術では体への負担が少ない胸腔鏡下手術(video-assisted thoracic surgery:VATS)による縮小手術が行われ、当院でも積極的に取り組んでおります。この手術では、あらかじめ肺の血管や気管支の走行、形状などの情報が不可欠で、そのため造影剤を使ったCT検査を行っています。そのデータを基にして三次元表示することにより、肺動脈や肺静脈の走行や合流異常の有無等をあらかじめ確認でき、より安全に手術を行うことができます。





大腸3DCT

 この検査では、肛門より専用のカテーテルを使って大腸全体に炭酸ガスを注入し、腸の内側が観察できるようにする検査です。また、手術を行う際に血管の走行や腫瘍の位置など立体的に把握でき、腹腔鏡下手術では大変重要な検査になっています


 

MRI

20154月よりPHILIPS社製のIngenia 1.5Tが新しく導入されました。(以前のMRIより高画質な検査を行うことができるようになりました。また、MRIの穴の直径が70cmと大きくなったため、圧迫感も減り、さらに体格の大きな患者様の検査も可能になりました。

以下に当院で行いました実際の画像を紹介いたします。













腹部の検査では呼吸に合わせて検査を行うセンサーの性能が向上し、さらに息止め時間が短くなり、より細かく、早い検査が可能になりました。



整形領域では新しい頭部-頚部用コイルの導入、肩や膝、足関節には特殊専用コイルを使い、今までより細かな画像を得ることができるようになりました。






当院では乳腺専門外来を行っており、MRI乳房検査には専用コイルを使い、BI-RADS MRIに基づいた乳腺MRI撮像を行っています。また、いままでできなかった両方の乳房ダイナミック撮像を行い、一回の検査で両方の乳房の精密検査を行っています。





MRI
今回の機種導入により今までできなかった「心臓」のMRI検査をはじめました。実際には心臓の壁の動きを動画で行い、さらに造影剤を使って遅延造影MRIを撮像することにより、心臓の壁である心筋の評価を行っています。


 

血管撮影装置(DSA)

手首、肘、足の付け根の血管から、カテーテルという細い管を挿入し、造影剤を使用して目的の血管を撮影することで、その血管の状態や流れを知ることができる検査です。これにより、様々な血管の病気を知ることができます。検査の結果、血管が細くなったり、詰まったりしている場合には、血管を拡げるIVRという治療を行います。
当院では、特に循環器内科で心大血管検査、四肢血管検査に対して行っていることが多いのが特徴で、急性心筋梗塞や急性肺血栓塞栓症などの緊急カテーテル検査にも24時間365日対応しております。その他、呼吸器内科では喀血に対する気管支動脈塞栓術などを行っています。






当院での主な検査・治療

冠動脈造影

腕や足の付け根からカテーテルを入れて造影剤を流し、心臓を栄養する冠動脈が狭くなったり、詰まったりしていないかを調べます。急性心筋梗塞が疑われる場合には緊急でこの検査を行います。

冠動脈血管形成術(PCI

冠動脈造影検査にて治療が必要と判断された場合、その血管を拡げる治療を行います。細くなった血管を風船(バルーン)で広げて、金属の筒(ステント)を留置します。



末梢動脈・腎動脈に対する造影

長い時間歩いたり、坂道を登ると足が痛くなってしまうなど、動脈硬化のせいで下肢動脈が狭くなったり、詰まっているなどの疑いがある場合にこの検査を行います。

末梢動脈・腎動脈に対する治療(PPI.PTRA

末梢動脈・腎動脈造影にて治療が必要と判断された場合、その血管に対して拡げる治療を行います。(バルーンによるものとステント留置)



不整脈に対する治療

不整脈とは一般的に、徐脈性(脈拍が遅くなるもの)と頻脈性(脈拍が早くなるもの)とに分類できます。徐脈に対しては、ペースメーカ植え込みを行い、

頻脈に対しては、カテーテルアブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)を行います。現在当院では、どちらに対しても治療可能となっております。



骨塩定量検査

骨塩定量検査とは、X線を用いて骨密度を測定する検査です。

この検査は主に骨粗鬆症の診断や治療の経過観察のために行われます。

骨粗鬆症は、

   加齢による骨密度の低下

   女性ホルモンの低下(閉経・ホルモン療法など)

   ダイエットなどによる栄養不足

などが原因としてあげられ、特に50歳以上の女性に多い病気です。そのため定期的に検査をすることが推奨されています。

当院では、DXA法(2種類のX線を利用した方法)を用いて腰椎や大腿骨の検査を行っています。検査にかかる時間は約10分なので気軽に検査を受けることが可能です。

スタッフ紹介

 スタッフ紹介

氏名

役職

資格・所属

渡辺 直輝わたなべ なおき

画像診断科長

小樽後志放射線技師会理事

検診マンモグラフィ撮影認定技師
日本XCT専門技師認定機構XCT認定技師

齋藤 良憲さいとう よしのり

画像診断係長

小樽後志放射線技師会理事
放射線管理士・放射線機器管理士
検診マンモグラフィ撮影認定技師
保健衛生学士

太田 尚利おおた なおと

画像診断係主任

 

阿部 善行あべ よしゆき

診療放射線技師

日本XCT専門技師認定機構XCT認定技師

高橋 竜樹たかはし たつき

診療放射線技師

保健学士

  浦屋 千鶴うらや ちづる

 診療放射線技師

検診マンモグラフィ撮影認定技師

保健学士

あわか げんた
阿波加 厳太

診療放射線技師

 
うえの あおい
上野 葵
診療放射線技師  

関連情報

 

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