当院の妊婦健診は、お一人おひとりに丁寧な診察や説明、保健指導を充実させ、満足感のある健診と、妊娠生活や出産へ向けて信頼関係を築けるよう予約時間に余裕をもたせております。
現在、感染症予防の面からも、待合室での混雑が起こらないよう考慮しております。
内 容
① 切迫流早産予防について
② 歯科受診のご案内
③ 体重管理について
④ 妊娠中のマイナートラブルへの対応
⑤ おっぱいの手入れ
⑥ 入院準備
⑦ 分娩の流れ・過ごし方、入院のタイミング
⑧ バースプラン
についてパンフレットを用い個別指導を行っています。
※現在、感染症予防対策として集団による「母親学級」の開催を行っておりません。
「母親学級」 の再開の目処がたちましたら外来助産師よりご案内いたします。
① 切迫流早産予防について |
妊娠中に感じることの多い、お腹の張りについて生活で注意したいことや受診の目安について説明します。 〇初期のお腹の張り感や痛み、出血時の対処 ※医師の診断のもと、母子手帳にある「母健連絡+カード」や「診断書」の発行も可能です。 |
② 歯科受診のご案内 |
妊娠中は、女性ホルモンの変化やつわりで虫歯や歯周病になりやすい時期です。 歯周病の妊婦は、早産および低体重児出産のリスクが高くなるという報告もあります。 |
③ 体重管理について | ||||||||||
妊娠中の栄養・食生活を含め、体重のコントロールについての指導を行っています。 〇つわりの時期の栄養や食事の工夫 〈当院での妊娠中の体重増加の目安〉
2021年日本産婦人科学会より |
④ 妊娠中のマイナートラブルについて |
妊娠によって変化する身体の不調や、不快感についての個別指導を行っています。 〇初期のつわりの時期の過ごし方 ※医師の診断のもと、母子手帳にある「母健連絡カード」や「診断書」の発行も可能です。(お渡しまでに日数をいただきます。) 〇妊娠中の姿勢や身体の動かし方、体操のご提案 〇妊婦帯や骨盤ベルトの選び方・着用について |
⑤ おっぱいの手入れ |
産後授乳に対するご希望を伺い、母乳、混合栄養・ミルクに関わらず、お母さんのご希望に添えるよう妊娠中から準備を行っています。 妊婦健診34週頃には、授乳に関するお話や乳頭マッサージの方法を指導しています。 |
⑥ 入院準備 |
妊娠30週頃から、ベビー用品やいつお産が始まってもいいよう入院の持ち物の準備をしておきましょう。 〇ご自分で準備が必要な物の説明があります ※陣痛や破水などの入院時の送迎の手配や、上のお子さんのお世話など、誰が何をするか決めておきましょう! |
⑦ 分娩の流れ・過ごし方、入院のタイミング |
初めてのお産の方も、経産婦さんにも、陣痛の始まり方や破水・入院のタイミングについての説明をしています。 ・陣痛、破水ってどんな感じ? 初めてのお産の方は、何もかもが初めての経験で分からず不安かと思います。同じように、経産婦さんも前回のお産と同じとは限らず、経験があるからこその心配もあるのではないでしょうか?当院では、37週以降NSTでのお腹の張りの頻度や強さ、内診での「赤ちゃんの頭の下がり具合、子宮口の開き・柔らかさ、前回のお産の進み方、病院までの距離や時間」など、お話を伺いながら、入院のタイミングを事前にイメージし、安心してお産に臨めるよう、医師・助産師共に指導の時間をもうけています。 外来助産師、病棟(入院)助産師間での情報共有をしています。 |
⑧ バースプラン |
「バースプラン」とはどんなお産がしたいか、自分なりの出産計画を立てお産を具体的にイメージするものです。 ◆当院でご提案している内容 |